Kさんの一周忌
一年前、ホスピスで最期を迎えられたKさんの一周忌でした。
ご本人最期のご希望の一つでしたので、今回も複数名でお寺に参りました。
山あいの広い手入れの行き届いたお寺に、寺の名前通りの梅が咲いていました。
本堂でお経をあげていただき、しばし、ご住職様とお話をしてKさんを思い起こしておりました。
最期の一か月をゆっくりと過ごせたKさん。今頃はご両親とご一緒かと思います。
一年前、ホスピスで最期を迎えられたKさんの一周忌でした。
ご本人最期のご希望の一つでしたので、今回も複数名でお寺に参りました。
山あいの広い手入れの行き届いたお寺に、寺の名前通りの梅が咲いていました。
本堂でお経をあげていただき、しばし、ご住職様とお話をしてKさんを思い起こしておりました。
最期の一か月をゆっくりと過ごせたKさん。今頃はご両親とご一緒かと思います。
先日、緩和ケアで亡くなられた方のお葬儀に参列いたしました。
寺の檀家さんになっていらっしゃいましたので、お寺のご住職と私どもの
スタッフ、契約担当の弁護士が参列してお通夜式を。
故人の大好きなお花で埋め尽くされた祭壇。スタッフが依頼されて購入した
真っ白のブラウスが大変よくお似合いでした。
翌日の告別式にはご親族も見えてくださって、お別れができました。
最期の時間を穏やかに過ごされて旅立っていかれました。
お疲れさまでした。
2019年8月7日。JR池袋駅の出口から徒歩5分、「池袋大仏」で知られる屋内墓苑、松栄山仙行寺沙羅浄苑様を見学させていただきました。
この日は大塚のフェリーチェ結う事務所を出、都電荒川線(さくらトラム)で3駅の都電雑司ヶ谷駅から、豊島区役所を右方向に眺めながらのんびりと4~5分歩いて到着。
全体を山寺に見立てたという、壁面に樹木が茂る末広がりが特徴的な建物はすぐ目に留まりました。
2階ロビーにて「爽葬ワーク」の講師を務められた倉田大吾様(株式会社はせがわ)が出迎えてくださり苑内の説明を受けました。
千日谷淨苑様(レポートあり)とほぼ同様の搬送システムを採用、カードをかざすとお参りの場所に、お骨の収められた御厨子が呼び出され扉が開きます。
365日、10時~18時。常に生花とお焼香の香炉が供えられて、思い立った時にどんな天候でも身軽なお墓参りが可能なようです。(屋内墓苑に共通のメリット)
こちらも宗教宗派を問わず、改葬(お墓の引っ越し)などもご相談いただけます。
また、沙羅浄苑様はご契約者様の声を反映し年間の管理費を年忌法要になぞらえて組まれる先払いも可能とのこと、おひとり様や最後にお墓に入られる予定の方も安心できそうです。
参拝フロアと墓石は、黒御影石使用の一般参拝室、国産最高級庵治石(あじいし)を使用の特別参拝室の2プランから選べます。
外観の特色である植栽は自然のお山に育っている樹木のみ。溢れる緑と、この盛夏に白い花がとても涼やかです。
内部の現代的なコンクリート打ちっぱなし壁は針葉樹合板の貼り跡、その板目には枝を落とした跡さえも美しく転写されていました。
7階の本堂をはじめ、窓や仕切りには太鼓張りの障子がふんだんに採用されており自然で爽やかな白い光を放ちます。
2階ロビーの天井までせりあがっている床の向こうは大仏様のお顔に位置するそうです。
池袋の街なかで限られた土地に床面からおおよそ5メートルもの大仏様と5390基もの御厨子が見事に納まるように設計されたのは建築家の原田真宏氏。1階のしっとりした土壁や参拝フロアの漆喰の壁にはNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演された久住有生氏が携わりました。
お山のふもとにはシアターや小さなカフェが並び、大仏様とそのそばに奉られた七福神には参拝の方が次々に手を合わせにお入りになっていました。
開かれた山門の奥に浮かぶ大仏様が人々とともにある、というあたたかさに触れる思いがいたしました。ありがとうございました。
関連リンク:
東京、JR信濃町駅から徒歩1分、「一行院 千日谷淨苑」様の見学をさせていただきました。
2020年開催東京オリンピックの新国立競技場デザインを担当される建築デザイナー、隈研吾(くまけんご)氏の設計による屋内墓苑(納骨堂)です。
駅から坂を下るとすぐ目の前に特徴的な瓦屋根をいただいた建造物が現れました、それは「墓苑」というより大変おしゃれで意匠を感じる「和風邸宅」の佇まい。
広いロビーの壁は珍しいネパールの手漉き紙、ロクタ紙が張り巡らされ存分に使われた木材と調和し深呼吸したくなる空間です。
専用モニターにカードをかざして、表示された参拝ブースへと進みます。(暗証番号でお入りいただくことも可能)
石畳を模した絨毯が敷かれたスペースは、ゆったりと、行き違うことが可能なスペースを持ち、各区画の正面にお遺骨の入った逗子の陶板が現れて、亡くなられた方との対話ができます。
隅々まで配慮のあるお参りスペースに墓苑の設計とその後の使いやすさ、お参りに見える方のことを考慮したあれこれに驚くばかりでした。
二名で見学させていただきましたが、二名ともこれまで見たことのある納骨堂との違いにひたすら感嘆の声をあげてしまいました。
遺骨の収納厨子は全骨が2体入りますが、「想承」という遺骨収蔵器を利用すると4体まで収めることができ、また、おひとりさまや継承者がいらっしゃらないご夫婦もご利用いただけます。
販売代行の株式会社はせがわ様、ご案内担当様には丁寧にご案内いただき本当にありがとうございました。
ご参拝される方々が心静かにお参りできるよう常に配慮し改良を続けて行かれるご様子に、私たちも心打たれ背筋が伸びる思いがいたしました。
フェリーチェ結う会員様にも、千日谷淨苑様へのお取次ぎと、ご契約内容への組み込み(追加)が可能です。どうぞご相談くださいませ。
先日のこと、森林公園「昭和浄苑」様に参りました。
前々から見たかった、安堵(あんど) という、二人用のお墓と、浄縁墓という永代供養の合祀墓、とを、企画した方と霊園の方にご案内いただきました。
浄縁墓は素晴らしく大きな石の下に眠ります。
足元を水が波紋を作りながら流れていく、幻想的な空間です。
永代供養なので、後の心配も要りません。
安堵は、どんな関係のお二人様でも、一緒に入れます。ペットと一緒のお二人様、のエリアもあります。
白い筒が弧を描いて、こちらもやはり幻想的。
最後に故人に出す手紙と、ポストのご案内をいただきました。
亡くなった人に届くに違いない、と嬉しくなります。
本日は東京湾羽田沖にて可能な海洋散骨体験に、代表とスタッフ1名が参加しました。
クルーザー1台貸し切りの模擬散骨ということで、船長さんを故人に見立て、粉末骨の代用に塩を使います。
喪主挨拶、黙とうの他、プログラムや故人を偲ぶ収集品、愛した音楽など、自由に用意の相談ができるようです。実際は、たったお一人でチャーターし心からのお別れされる方も少なくはないとか。また、合同葬で複数家がそれぞれ申し込み可能です。
フェリーチェ結う会員様も、海洋散骨のご希望を叶えることが可能です。
「お墓」やその管理にとらわれない、大切な「わたし」の還るところが海でありたい。
そんな自由選択を掴めるフェリーチェ結うを、ふと思い出していただけたらと思います。
埼玉県羽生市、NPO法人「羽生の杜」様
NPO法人「羽生の杜」は居場所を必要とするすべての方々の「たのしい居場所」作りを目指します。 1800坪の広大な敷地を整備して快適な憩いの空間を皆さんと一緒に作っていきたいと思ってます。(特定非営利活動法人羽生の杜サイトより引用)
「お墓がない」という不安げなお声がよく聞かれます。
フェリーチェ結う会員様限定となりますが、提携する納骨堂として、こちらの「羽生の杜納骨室」へ基本プランにてご納骨を叶えられます。
取材を兼ね、代表の田村様へあらためてのお願いに上がりました。
今日は特別に扉を開けてくださり、内部の撮影もお許しいただけました。
休日には地域の方々やご高齢の方が集い、子供たちが自然に親しみ、大きな集会室では音楽会やカロムの会が催される穏やかで心洗われるような優しい森。
その離れに静かに佇む小さな納骨室です。
初夏の平日に訪れた時は、野生のキジが敷地を散歩していました。
それほどに自然の残る稀有な土地に、絵本のような森の小さなログハウスに眠る。
寂しすぎず、かわいらしくもある心あたたかなイメージの世界の中で眠ることが可能となりました。
※画像では納骨堂と表示しておりますが正確には納骨室です。
新宿は四谷にある東長寺様を訪問いたしました。
数年前に訪問した際に、ご丁寧にご案内いただいた寺務所の方が急逝されたとのこと。
お入りになっていらっしゃる納骨堂へまず、お参りさせていただきました。
こちらの納骨堂、古くからある「縁の会」のほうはもうすでにいっぱいとなっており、
2015年に作られた「結いの会」の納骨堂へご案内いただきました。
ご納骨は分骨して小さなお骨壺で。残りのお骨はお寺の中の合葬墓ないしは、千葉県、宮城県の樹林墓へご納骨されるとのことでした。
生前にご夫婦で納骨のご契約をされる方が多いようですが、お一人でご自身の最期に眠る場所を決めるためにお寺を訪れる方もいらっしゃいます。
新宿、四谷に近くこんな静かな場所があることが不思議な空間でした。
「結いの会」というお名前にもとても心惹かれました。ご納骨先の地方と結び合うという意味の「結い」です、とのご説明をいただきました。
最期に眠る場所、を考えるときに思い出したいそんな場所の一つでした。
今日は散骨の会社、ブルーオーシャン様を訪問しました。
カフェもあり、お茶をいただきながら散骨のお話を伺いました。
主に東京湾へのクルージングにて散骨ですが、北海道や沖縄へ散骨もできるようです。
お骨になる前に行っておきたいものですが、亡くなった後は
「あのあたりの海に行くのね」
と思いをはせることもできます。
今年は台風で欠航することが多くて、というお話でした。
会員様、海への散骨を希望される方も結構いらっしゃいます。
生前にご希望を伺い、契約の中に入れておけばご希望通りに履行ができます。
”より私らしく”ご自身の最期の行先の、選択肢の一つに加えていただいてもいいかもしれません。