4年目のお墓参り
都会の真ん中のお寺
3年前にお亡くなりになったA様が眠っていらっしゃる合祀墓です。
3年前のコロナの真っ只中、A様の夫のB様(会員様)から呼ばれて
亡くなられた施設に駆け付けました。
私たちにとっては最期を迎えられた時の一連のことは
熟知している事柄ですが、B様にとっては初めて、
そして、長年連れ添った奥様です。
どうしてよいかわからないご様子で、動揺されていました。
施設の方から、奥様の写真をいろいろ渡されても、ぼんやりしていらっしゃいます。
「お写真を選んで、後日お棺に入れて差し上げましょうね」と
お声をかけると、ああ、とつぶやくようにおっしゃったのが
今でも思い出されます。
毎年、スタッフがお参りにきています、もちろん、B様も
ご自身の体調が良い時に行かれています。
「次は私なんでよろしくお願いしますね」と、先日B様から
お言葉をいただいています。「はい」としか言えませんでした。