会員のA様の転居支援。

3月末でご自宅が更新になるA様。
契約内容を見てびっくりでした。
年金と家賃がほぼ同額!

これでは暮らしていけなくなるのでは。

以前は奥様が一緒で収入も二人分ありましたが、
今はお一人の収入。これでは貯金がなくなったら
暮らせません。しかも借りている一戸建ては相当の
年代物。これでこの金額は、、、、と思いましたが、

80代後半のA様に借りられる民間住宅はまずなさそうです。

急遽、A様にサ高住(サービス付き高齢者住宅)を
提案すると、ぜひ、とのお返事。
しかし、3月末が更新で2月28日には退去連絡をしないと
間に合いません。
そこで2月25日に、旧知のホーム紹介センターの社長に相談。
ちょうど空いた一部屋があります、かなりいいところです、

と言われて見学予約をしたのが2月27日。

A様をお連れして見学しました。ところ、私も入りたいぐらいの自由度が高く、
しかしながら建物もお部屋もとてもきれいでしかも、お風呂もついていてお部屋が広い!
即、その場で入居を決められたAさんでした。
「帰宅したら不動産屋さんに更新を断ります」と
言って帰られました。
一か月前の通知規定で、翌日がその期限でした!
どきどきしながら、それでも更新はなしで、と
決まりましたが、今度はホームの入居審査が通るのか、と

次にどきどきでした。

フェリーチェ結うが保証人になりますので、そこの心配は
ありませんが、預貯金額も問題になります。
ドキドキが続いたまま、何とか入居が決まったのは3月に
入ってから。すぐに契約を取り交わして、

そこから、引っ越しの準備を。

必要品の買い物。不用品の処分片付け。実際の引っ越しを、と実に目まぐるしく、
タイトなスケジュールで何とか3月25日に引っ越しを終えることができました。
ふと、考えましたが、、、
A様がフェリーチェ結うとの契約がなかったなら、

一体どうしていたのでしょう。

ご本人も住まいの件で行政に相談されたようでしたが。
介護認定がなく自立のA様にとって、なかなか行政の支援は
及ばないようです。
やむなく、60年間住んだ賃貸住宅に住み続けることになった、と
思いますが。かなり傷んでいるご自宅で年金をすべて使い、
食費は? ライフラインの費用は? 医療費は?
どれをとっても足りなくなりそう、かといって、生活保護には絶対ならない年金額です。
どうしていたんだろうかと思います。
そして、お一人で自立で、賃貸住宅に暮らしている方は頼れる身内の方がいなかったなら、
どうやって最期までを安心して暮らしていけるのだろうかと、暗澹とした気分になりました。
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